Yahoo!IDで作成されたメールアドレス、をGmailに設定をおこなう方法としてPOP3サーバー情報設定とGmailify設定(IMAPサーバー設定)の2通りがあります。
メリット、デメリットは各項目で記載していますのでお読みになってから、どちらを選ぶかお決めください。パソコンからご利用される場合はPOP3サーバー設定がおすすめです。
Yahoo!メールアドレスをGmailに設定された際のエラー解決方法
- Gmailify設定時:「ユーザー名とパスワードが一致しません」と表示がされた場合
- POP3サーバー情報設定時:「pop.mail.yahoo.co.jp への接続に問題が発生しました」と表示がされた場合
- POP3サーバー情報設定時:「指定のユーザー名とパスワードによる POP3 アクセスはサーバーで拒否されました」と表示がされた場合
アカウントのパスワード自体を設定されていない場合
Yahoo!アカウントの取得時にパスワードの設定をされていなくてもYahoo!メールはご利用ができるようですが、Yahoo! JAPAN公式サービス以外のメールソフトでYahoo!メールを利用する際にパスワードの設定が必要です。
パスワードを設定されていない方はYahoo!公式サイトのパスワードの設定説明ページを参考にパスワードを設定し、パスワードを設定されたら、こちらのページのGmailからYahoo!のメール情報にアクセスも有効にする設定を変更をされていない場合という項目をご覧ください。
アカウントが停止されている場合
取得されたYahoo!アカウントを数年利用していなかった(Yahoo!にログインをおこなっていなかった、もしくはYahoo!WEBメールを利用していなかった)利用ができるメールアドレスなのかを確認するためにはYahoo!WEBメール版のログイン画面でYahoo!メールアドレスの入力、パスワードの入力をおこなってください。
利用ができないYahoo!メールアドレスの場合は以下の表示がれます。
長期間ご利用がなかったため、利用規約に則りIDの利用停止措置を実施しました。
今後、このIDをご利用いただくことはできません。
詳しくはヘルプをご確認ください。
(エラー番号:F005)
パスワードにロックがかかっている場合
GmailにYahoo!メールアドレスの設定をおこなう際に、パスワードの入力ミスを何度もおこなっているとロックがかかるようです(実際に何度かパスワードの入力ミスをおこなってみました)ロックがされているか確認される場合はYahoo!WEBメール版にログインをおこなってみると以下のように表示されます。
このYahoo!JAPAN IDは、パスワードを一定回数誤って入力したため、セキュリティ上の理由からロックされています。ログインができない場合のお手続きをお試しいただくか、時間をおいてから再度ログインをお試しください。
という表示がされます。こちらの場合は1時間ほど経過してから再度、パスワードの入力を試してください。
GmailからYahoo!のメール情報にアクセスも有効にする設定を変更をされていない場合
Yahoo!メールの初期設定では外部(今回はGmail)からメール情報にアクセスすることができません。Yahoo!WEBメール版にログインをおこなってWEBメール画面右上の「設定という歯車のアイコン」をクリックしてください。
設定のメニューから下に移動し
設定のメニューから「IMAP/POP/SMTP/アクセス」をクリックします。
IMAP/POP/SMTPアクセスページから「yahoo!JAPAN公式サービス以外からのアクセスも有効にする」をクリックします。
- IMAPを「有効にする」をクリックしてください。
- POPを「有効にする」をクリックしてください。
(1)受信箱のメールのみ受信する、(2)受信箱と迷惑メールフォルダのメールを受信する(2-1)「迷惑メール」フォルダーのメールの件名に[spam]を追記する
(1)または(2)のどちらかご自身で選んでクリックしてください。
- SMTPを「有効にする」をクリックしてください。
「保存する」をクリックします。yahoo!メール側の設定はこれで終了です。
Yahoo!メールアドレスのPOPサーバー情報をGmailに設定し送受信をおこなう方法
Yahoo!メールのPOP3サーバー情報、SMTPサーバー情報をGmailに設定おこないメールの送受信をされる場合は手動設定となりますが、以下のメリットがあります。
- Gmailでメールの受信後にYahoo!メールサーバーからメールを削除をおこなう有無の設定ができます。詳しくは、受信設定に必要な情報を入力します(1)を参照してください。
- Gmailでメールを受信したメールのタイトルの左にYahoo!メールアドレスのラベルを付ける設定ができます。詳しくは、受信設定に必要な情報を入力します(2)を参照してください。
- メールを送信する際の送信名の設定ができます。詳しくは、送信設定に必要な情報を入力します(3)を参照してください。
以下のデメリットがあります。
- Yahoo!WEBメールでタグをつけていた場合は反映されません。
- Yahoo!WEBメールでフォルダを作成されメールの振り分ける条件を設定されている場合は、Gmailにフォルダ自体が反映されません。Gmailでフォルダを作成し直してメールの振り分け条件を設定することはできます。
- 設定をおこなうのに少し時間がかかります。
POP3サーバー情報設定(受信設定)
他のアカウントからメールを読み込む(POP3)を選択し、次へをクリックします。
受信設定に必要な情報を入力します。ユーザー名とパスワード以外は同じ設定です。
ユーザー名 | Yahoo!メールアドレスが表示されている状態です。例:○○○@yahoo.co.jp |
パスワード | Yahoo!WEBメール版にログインをおこなう際のパスワードを入力してください。 |
POPサーバー | pop.mail.yahoo.co.jpを入力してください。 |
メールポート番号 | 995を選択してください。 |
参照(1)取得したメッセージのコピーをサーバーに残す | Gmailでメールの受信をおこなってもYahoo!メールサーバーにメールを残しておくことができる設定です。
こちらに☑を入れた状態で設定を終了するとGmailでメールを削除されても、Yahoo!メールサーバー側にはメールが残っている状態になります。 残す場合はYahoo!メールサーバー側でメールの削除をおこなう作業をしなければなりません。デメリットの部分が多いので☑ではなく☐の状態で設定を終えることをおすすめします。 |
メールの取得にセキュリティで保護された接続(SSL)SSLを使用する | メールを受信する際に暗号化と認証の機能を使いメールの中身を第三者に読み取られる行為を防ぐことができる機能です。☐ではなく☑の状態で設定を終えることをおすすめします。 |
参照(2)受信をしたメッセージにラベルを付ける | パソコンで利用される場合の例になりますがラベルを付けることによって、メールのタイトルの横にメールアドレスが表示されます。 左に表示されたYahoo!メールアドレスをクリックすると、Yahoo!メールアドレスに届いたメールのみが表示されます。 メリットが大きいので、こちらの判断としては☐ではなく☑の状態で設定を終えています(便利は良いです) |
メッセージを受信トレイに残さずアーカイブする: | こちらについては☑をつけて受信のテストをおこなってみましたがよくわかりませんでした。こちらの判断としては☑ではなく☐の状態で設定を終えています。 |
最後に「アカウント追加」をクリックしてください。
これで受信設定は完了です。続きは送信の説明になります。さらに○○○からメールの送信もできるようにしますか?はいをクリックし、「次へ」をクリックしてください。
SMTPサーバー設定(送信設定)
受信設定をおこなわずに送信設定のみをおこなうことも可能ですが、今回は受信設定の続きの場合は自分のメールアドレスを追加という項目からが続きです。送信設定に必要な情報を入力していきます。
参照③:送信名(名前) | 受信をおこなった方に名前が表示されますのでご自身で考えてください。(例)Yahoo!メールのテストという名称にしています。 |
メールアドレス | Yahoo!で作成をおこなったメールアドレスを入力してください。
|
エイリアス | エイリアスはサブアドレスのメールアドレスを作成される場合に☑を入れます。サブドメインの作り方については別のページで紹介をおこなう予定です。
|
最後に「次のステップ」をクリックしてください。
送信設定に必要な情報を入力します。ユーザー名とパスワード以外は同じ設定です。
SMTPサーバー | smtp.mail.yahoo.co.jpを入力してください。 |
ユーザー名 | Yahoo!WEBメール版にログインをおこなう際のユーザー名を入力してください。例として○○○@yahoo.co.jpなら、ユーザー名は○○○です。 |
パスワード | Yahoo!WEBメール版にログインをおこなう際のパスワードを入力してください。 |
メールポート番号 | 465を設定されてください。 |
セキュリティ | SSLの○をクリックし◎になっている状態にしてください。 |
設定および入力後にアカウントを追加をクリックしてください。
確認メールが送信されます。
- Gmailで受信設定をされている場合はGmailに送信されます。Gmailが表示されている画面の「ブラウザの更新ボタン」をクリック、もしくは「メールを今すぐ確認する」をクリック(受信設定参照)してください。
- Gmailで受信設定されていない場合はYahoo!WEBメール版にログインをおこなって確認してください。
メールをクリックし、赤く囲ったURLをクリックしてください。
確認画面が表示されます。確認をクリックしてください。
確認が完了しましたという表示がされます。これで送信設定は終了です。
POP3サーバー設定およびSMTPサーバー設定は説明は以上となります。Gmail画面からメールの受信、メールの送信が可能になりました。
Yahoo!メールアドレスのGmailify設定方法(IMAPサーバー情報をGmailに設定)し送受信をおこなう)
IMAPサーバー設定(Gmailify設定)の場合、一度にメールの送受信設定をおこなえます。ほぼ自動設定となりますが、以下のデメリットがあります。
- 連携設定ができるのは1つのメールアドレスのみです。その他にメールアドレスを設定される場合は手動設定をおこなってください。
- Gmailでメールの受信をおこなうだけではYahoo!メールサーバー側から自動でメールを削除することができません。Gmailでメールを削除された場合はYahoo!メールサーバー側のメールも削除されます。もしくはYahoo!WBEメール版にログインをおこなってメールの削除をおこなってください。
- メールを送信した際の送信名はGmailと同じ送信名です。送信名を変更される場合は設定後に変更することも可能です。
- Gmailでメールを受信したメールのタイトルの左にYahoo!メールアドレスのラベルを付ける設定はできません。Gmailify設定後にできる可能性はあります(こちらでも設定テストをおこなっていません)。
以下のメリットがあります。
- Yahoo!WEBメール画面でメールに重要などのタグを設定されていた場合、Gmail画面でも重要などのタグが設定(反映)されている状態です。
- Yahoo!WEBメールでフォルダを作成されメールの振り分ける条件を設定されている場合は、Gmailにフォルダ自体が設定(反映)されます。
- 設定がとにかく早い。
Gmailify設定
ここまでの移動に関してはYahoo!メールアカウントをGmailに設定しメールの送受信をおこなう方法をご覧ください。
[Gmailify でアカウントをリンクする] を選択し、[次へ] をクリックします。
例としてYahoo!WEBメールにログインをおこなう際のパスワードを入力します。他のメールアドレスも同様、WEBメールへのログインパスワードを入力してください。
同期が完了しました。閉じるをクリックしてください。
アカウントをリンクすると、メールアドレスの横に「Gmailify」と表示されます。赤く囲った部分が今回のGmailifのリンク設定によるもので、Gmail画面からメールの受信、メールの送信が可能になりました。
コメント